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[拡大防止済][深刻度:大][不正侵入][マルウェア]

三菱電機:ウイルス対策サーバーの未知の脆弱性から侵入、個人情報と企業機密流出のおそれ

三菱電機は社内ネットワークへの侵入で、約8,000人分の個人情報と企業機密が流出したおそれがあると公表した。

公表日

2020-01-20

関連組織数

1

漏洩件数(恐れを含む)

不明

停止期間

不明

何が起きたか

  1. 中国拠点のウイルス対策管理サーバーが、修正前の脆弱性を突かれて侵入される。パターンファイル更新の仕組みが悪用され、拠点の端末へ広がった。 [3]

  2. 攻撃者は中国拠点の端末を足場に、日本国内のウイルス対策管理サーバーを同じ手口で攻撃し、国内の複数拠点に侵入を広げた。 [3]

  3. ウイルス対策ソフトの挙動検知が国内拠点の端末で不審な動きを検知。 [1] [3]

  4. 不正な通信先をすべて遮断し、封じ込めを完了したと判断。 [3]

  5. 個人情報と企業機密が流出したおそれを公表し、対象者への通知を始めた。 [1]

  6. 防衛省の「注意情報」も流出したおそれがあると第2報で公表(2月7日に発見し防衛省へ報告)。 [2]

影響

流出したおそれのあるデータは約200MBで、ログの一部が攻撃者に消されたため、実際に流出したかは特定できていない。数は最大値。 [1] [5]

対象
人数
新卒・経験者採用の応募者
1,987
本社従業員(2012年のアンケート結果)
4,566
関係会社の退職者(企業年金基金の情報)
1,569
[1]

企業機密は技術資料や設備投資計画、受注状況など主に社内向けの資料。電力・鉄道など社会インフラの機微な情報や、取引先との契約で定めた重要情報は含まれていないとしている。 [1] [3]

感染の疑いがある端末は国内外で132台、そのうち個人情報などに関わる端末は国内の9台。 [3]

原因

攻撃者は修正前のウイルス対策システムの脆弱性を突き、PowerShellで動くファイルを残さないマルウェアを使った。実行基盤には大手クラウドサービスを利用し、検知をすり抜けた。 [3]

対応

拠点間の通信制限や全端末への挙動検知の配備などを進め、2020年4月に社長直轄の情報セキュリティ統括組織を設けるとした。 [3]

経緯

  1. 発生 2019-03-18
  2. 検知 2019-06-28
  3. 公表 2020-01-20
  4. 308日

攻撃・原因の概要

攻撃手法
[不正侵入][マルウェア]
被害の種類
[情報漏洩]
侵入経路
不明・調査中

漏洩した(恐れのある)情報

[氏名][勤務先・職歴]

関連組織

組織検索で表示

出典

  1. [1][公式発表]不正アクセスによる個人情報と企業機密の流出可能性について三菱電機 · 2020-01-20
  2. [2][公式発表]不正アクセスによる個人情報と企業機密の流出可能性について(第 2 報)三菱電機 · 2020-02-10
  3. [3][公式発表]不正アクセスによる個人情報と企業機密の流出可能性について(第 3 報)三菱電機 · 2020-02-12
  4. [4][報道]第三者からの不正アクセスで個人情報と企業情報が外部流出した可能性(三菱電機)ScanNetSecurity · 2020-01-21 08:00
  5. [5][報道]不正アクセスによる情報流出、送信ファイルを特定するためのログを攻撃者が消去(三菱電機)ScanNetSecurity · 2020-01-22 08:00