> JapanHacked_
[拡大防止済][深刻度:大][不正ログイン][Web脆弱性の悪用]

慶應義塾大学:湘南藤沢キャンパスのシステムに不正アクセス、学生の顔写真1万8,636件などが流出したおそれ、授業開始が1週間遅れる

教職員19人のIDとパスワードが盗まれ、授業支援システムの弱点も突かれた。学生情報5,088件、顔写真18,636件、教員の住所などが流出したおそれがある。

公表日

2020-10-01

関連組織数

1

漏洩件数(恐れを含む)

不明

停止期間

不明

何が起きたか

  1. 夕方、キャンパスのネットワークシステム「SFC-CNS」への不審なアクセスを見つけた。調べると、授業支援システム「SFC-SFS」の弱点を探る動きが続いていた。翌日、全利用者にパスワードの変更を求め、学外からのログインを鍵の認証に限り、弱点のあるウェブサービスの停止と修正を始めた。 [4]

  2. 夜、SFC-SFSへの不審なアクセスを見つけ、翌29日未明に情報が漏れたおそれがあると分かった。29日22時30分にSFC-SFSを止めた。 [4]

  3. 不正アクセスのおそれがあると公表し、2学部と1研究科の秋学期の授業開始を10月1日から8日に遅らせた。 [1] [2]

  4. 調査結果を公表した。おもに8月下旬から9月にかけて学内の広い範囲のサーバに不正アクセスがあり、SFCのシステムと経営管理研究科のウェブサーバから個人情報が漏れたおそれがあるとした。 [3] [4]

影響

情報
件数
学生の氏名、学籍番号、学内メールアドレス、所属
5,088
入学時に出した学生証用の顔写真
18,636
単位を取った授業の履歴
4,493
教員の氏名、所属、職位
2,276
教員のメールアドレス、シラバス用システムのパスワード、生年
2,276
教員の自宅住所
193
職員と委託先の氏名とメールアドレス
233
[4]

このほか、不正に使われた19人のうち一部の教員のメールや、19人のホームディレクトリのデータも見られたおそれがある。経営管理研究科のサーバではグループ名簿などが漏れたおそれがある。 [3] [4]

原因と対応

何らかの方法で教職員19人のSFC-CNSのIDとパスワードが盗まれ、それで侵入されたうえ、SFC-SFSのウェブサービスの弱点を突かれた。IDとパスワードが漏れた経路は調査中とした。 [4]

11月1日に学内にCSIRTを置き、全学でウェブアプリやシステムの点検、個人情報の扱いの見直しを進めるとした。警察などにも届け出た。 [3] [4]

経緯

  1. 検知 2020-09-15
  2. 公表 2020-10-01
  3. 16日

影響を受けたサービス

関連組織

組織検索で表示

出典

  1. [1][報道]慶応SFC、不正アクセスの疑いで学内システム停止 秋学期スタートを1週間延期ITmedia NEWS · 2020-10-02
  2. [2][報道]慶大でシステム障害、一部学科で授業開始できず - 不正アクセスかSecurity NEXT · 2020-10-02
  3. [3][公式発表]本学サーバへの不正アクセスによる被害および個人情報漏洩について慶應義塾 · 2020-11-10
  4. [4][報道]慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに不正アクセス、学生情報や顔写真データが流出の可能性ScanNetSecurity · 2020-11-17