> JapanHacked_
[収束][深刻度:中][マルウェア]

福島県立医科大学:附属病院の機器が2017年にWannaCry亜種に感染、撮影装置が再起動して2件で再撮影

2017年にWannaCryの亜種が放射線撮影装置に入り、再起動で画像が残らず2件で撮り直した。2020年12月に公表した。

公表日

2020-12-02

関連組織数

1

漏洩件数(恐れを含む)

不明

停止期間

不明

何が起きたか

  1. 附属病院が、過去のウイルス感染で放射線画像の撮り直しが2件あったと公表した。身代金の要求やデータの流出は確かめていないとした。 [1] [2] [3]

2017年8月以降、複数の部署で検査装置の不具合が続いた。この年の事案を調べ直す契機は、2020年11月に厚生労働省から、過去にウイルスで医療情報が失われた事例がないか照会を受けたことだった。当時の担当部署が作ったインシデント報告書を見直すと、ウイルスが関係するとみられるものが11件あり、うち2件が放射線画像の撮り直しにつながっていた。 [2] [3]

影響と原因

撮り直しになったのは、胸部の単純CTの撮影中に管理端末が再起動して画像が保存されなかった例と、胸部フィルムを読み取る装置が自動で再起動して読み取れなかった例の2件。感染したのは、ランサムウェアの一種WannaCryの亜種で、ファイルを暗号化したり脅迫文を出したりする機能は持っていなかったという。 [1] [3]

医療情報システムはインターネットにつながっていないため、病院は、職員の私物の端末など外部の機器をつないだことで入ったと推測している。当時は、再撮影の事案が院内の関係部署で共有されておらず、患者への影響はないと受け止めて公表しなかった。今回、再撮影した患者と家族に改めて説明し、謝罪した。 [1] [3]

2018年1月以降は、ウイルス対策ソフトの導入とネットワークの監視を行い、安定した状態が続いているという。 [3]

経緯

  1. 公表 2020-12-02
  2. 1日

攻撃・原因の概要

攻撃手法
[マルウェア]
被害の種類
[サービス停止]
侵入経路
不明・調査中

漏洩した(恐れのある)情報

–

関連組織

組織検索で表示

出典

  1. [1][報道]CT撮影を邪魔された 福島医大病院、過去のランサムウェア被害を公表 情報流出は確認されずITmedia NEWS · 2020-12-02 21:18
  2. [2][報道]福島県立医大付属病院で2度のランサムウェア被害Security NEXT · 2020-12-03
  3. [3][報道]大学病院 WannaCry 亜種感染、CT 撮影中機器が再起動ScanNetSecurity · 2020-12-07 08:00