日産証券:オンライントレードシステムのウェブサーバ3台に不正アクセスがあり、先物・オプション取引など3サービスを当面停止
オンライントレードのウェブサーバ3台に障害が出て、ランサムウェアの可能性もあるとして調べた。3サービスは当面止まった。
公表日
2021-04-26
関連組織数
1
漏洩件数(恐れを含む)
不明
停止期間
不明
何が起きたか
このころから、ウェブサーバ3台に障害が出て、「株価指数先物取引・オプション取引」「くりっく365」「くりっく株365」のオンライントレードが使えなくなった。システム会社の報告で分かった。 [1] [3]
日産証券が障害を公表した。オンライントレードに関するネットワークを遮断し、関東財務局に報告した。ランサムウェアが原因の可能性もあるとして調べていた。 [1] [3]
3サービスの提供を当面止めると決めた。原因や情報流出の調査には1週間から2週間ほどかかる見込みで、復旧と再開の見通しは立たなかった。 [2]
最初に見込んだ1週間から2週間より調査が長引いており、顧客情報が漏れていないかの調査を最優先で進めていると明らかにした。サービスの再開時期は慎重に決めるとした。 [4]
外部事業者の調査の結果、データの収集、転送、流出を示す痕跡は見つからなかったと明らかにした。サーバには持ち出せる個人情報があったが、持ち出された痕跡はなく、データベースの個人情報が持ち出された可能性も低い。暗号化されたデータの一部は認めたが、個人情報は含まれない。 [5]
影響
オンライントレードの3サービスが使えなくなった。「株価指数先物取引・オプション取引」は、決済注文に限って電話で受け付けた。口座への入出金も電話で受け付けた。「くりっく365」と「くりっく株365」の代わりの注文手段は、検討中とされた。 [2]
営業店舗の対面取引、法人部の取引、株式の現物取引と信用取引、商品先物取引のオンライントレードは、通常どおり使えた。公表時点では、個人情報や重要な情報の流出は確認されていなかった。 [1] [2] [3]
くりっく365とくりっく株365は、代わりのシステムへの切り替えを終えている。株価指数先物取引とオプション取引は、代わりのシステムを入れる予定はなく、既存の顧客は電話での決済注文だけを続ける。 [6]
経緯
- 発生・検知 2021-04-25
- 公表 2021-04-26
- 1日
影響を受けたサービス
関連組織
出典
- [1][報道]日産証券のオンライン取引システムで障害 - ランサム感染かSecurity NEXT · 2021-04-26
- [2][報道]不正アクセスによる障害で3サービスを当面停止 - 日産証券Security NEXT · 2021-04-27
- [3][報道]不正アクセスで日産証券オンライントレードシステムに障害発生ScanNetSecurity · 2021-04-30 08:00
- [4][報道]日産証券、情報流出を最優先で調査 - サービス再開時期は慎重に判断Security NEXT · 2021-05-07
- [5][報道]一部データが暗号化、個人情報流出の痕跡は見つからず - 日産証券Security NEXT · 2021-06-10
- [6][公式発表]不正アクセスによるオンライントレードシステムの障害発生に関するお知らせ(7)日産証券株式会社 · 2021-10-14
- [7][報道]不正アクセスで日産証券オンライントレードシステムに障害発生、現行システムでの廃止を決定ScanNetSecurity · 2021-10-19 08:05