弥生:シングルサインオンの認証連携サーバが不正アクセスを受け、連携設定などをした1万8364件の弥生IDとパスワードが盗まれたおそれ。ログイン時のトークンも58万5341件が見られる状態に
認証連携サーバが不正アクセスを受け、1万8364件の弥生IDとパスワードが盗まれたおそれがある。58万5341件のログイン情報も見られる状態になった。
公表日
2021-06-22
関連組織数
2
漏洩件数(恐れを含む)
不明
停止期間
不明
何が起きたか
このころから6月16日19時ごろまでに、弥生の「口座連携」やMisoca、他社のサービスと連携設定をしたユーザーの弥生IDとパスワードが、窃取されたおそれがある状態になった。 [1]
この日の0時前から6月16日19時ごろまで、ログイン時に一時的に保持されるシングルサインオンのアクセストークンを、第三者が参照できる状態になった。 [1]
深夜から翌25日の7時にかけて、セキュリティシステムが不審な動きを検知して、駆除した。 [1]
このころ、19時ごろに、不正アクセスの対象の期間が終わった。 [1]
埼玉りそな銀行が、弥生の認証連携サービスへの不正アクセスについて、同行の「マイゲート」と連携したときにログイン情報が流出するおそれがあると公表した。 [3]
調査で新しく対象者が判明したとして、1万7137件としていた連携設定のユーザーを1万8104件に訂正した。新しく分かった967件は、期間内に連携設定をした331件と、誤ったIDやパスワードを入力した人や、未登録のIDでアクセスしようとした人などの636件。 [4]
最終報告を公表した。第三者に参照されたおそれのある弥生IDとパスワードは、連携設定をした17,504件に、間違った弥生IDなどを入力した600件と、お客様番号と思われる数字を入力した260件を加えた計18,364件。 [5]
二つの事象
事象 | 対象 | 情報 |
|---|---|---|
連携設定のサーバへの不正アクセス | 2021年5月10日10時ごろから6月16日19時ごろに、弥生の「口座連携」とMisoca、Airレジ、スマレジ、MakeLeaps、Staple、ユビレジ、UレジFOOD、ぐるなびPOS+と連携設定をしたユーザー1万8364件 | 弥生IDのメールアドレスと平文のパスワード。ログファイルに出力されていた |
ログイン時のアクセストークン | 5月19日0時前から6月16日19時ごろに弥生のクラウドアプリを使ったユーザー58万5341件 | ログイン時に一時的に保持されるシングルサインオンのアクセストークン。6月22日に問題は解消し、ユーザーの作業は不要 |
毎月の定期検査で、ドメインコントローラに不審なアカウントが作られているのを見つけ、アクセス元が認証連携サーバだと分かり、調べると情報が流出したおそれがあると分かった。認証連携サーバのファイルを参照するコマンドを含む不正なスクリプトを埋め込んだアクセスが行われた。弥生は対象のユーザーのパスワードを変更し、メールで仮パスワードを知らせて、新しいパスワードの設定とパスワードの使い回しへの注意を求めた。ドメインコントローラはネットワークから切り離し、原因と被害を調べている。 [1] [2]
最終報告では、対象は連携設定をした17,504件、間違った弥生IDなどを入力した600件、サポートのお客様番号と思われる数字を入力した260件の計18,364件とした。パスワードの再設定率は9月15日時点で93.5%だった。 [5]
経緯
- 発生 2021-05-10
- 公表 2021-06-22
- 43日
攻撃・原因の概要
漏洩した(恐れのある)情報
サプライチェーンへの影響
関連組織
出典
- [1][報道]認証連携APIに不正アクセス、DCの不審アカウントきっかけに判明 - 弥生Security NEXT · 2021-06-25
- [2][報道]弥生の認証連携サービスに不正アクセス、ログイン情報が攻撃者から参照可能にScanNetSecurity · 2021-07-06 08:00
- [3][報道]弥生の認証連携サービスへの不正アクセス、埼玉りそな銀行のマイゲートと連携時にログイン情報流出の恐れScanNetSecurity · 2021-07-06 08:00
- [4][報道]アカウント流出の可能性がある対象者の件数を訂正 - 弥生Security NEXT · 2021-07-09
- [5][報道]弥生の認証連携サービスへの不正アクセス、最終報告を公表ScanNetSecurity · 2021-10-01 08:05