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[拡大防止済][深刻度:重大][マルウェア][不正侵入]

LINEヤフー:委託先PCのマルウェア感染から旧LINEの社内システムに不正アクセス、最大約52万件が漏えい

韓国NAVER Cloud経由で旧LINEの社内システムに侵入された。ユーザー情報約30万件、取引先約8.6万件、従業者約13万件が漏えい(可能性を含む)した。

公表日

2023-11-27

関連組織数

1

漏洩件数(恐れを含む)

52万

519,506

停止期間

不明

何が起きたか

  1. 委託先企業の従業者のPCがマルウェアに感染したことを発端に、社内システムへの不正アクセスが始まった。当初は10月9日開始と公表したが、12月27日の更新で9月14日に改めた。 [2]

  2. 韓国NAVER Cloudのシステムを経由して、旧LINEの社内システムへ不正アクセスがあった。両社の従業者情報を扱う共通の認証基盤を通じて、旧LINEの社内システムへのネットワーク接続を許していた。 [1] [3]

  3. セキュリティ部門が不審なアクセスを検知し、調査を始めた。 [1] [3]

  4. 外部からの不正アクセスの可能性が高いと判断した。従業者のパスワードをリセットし、関係会社のシステムからのアクセスを順次遮断した。 [1] [3]

  5. 従業者に、社内システムへの再ログインを強制した。 [1]

  6. 公表し、ユーザーと従業者への通知を始めた。 [1] [3]

  7. 調査の続きで、ユーザー情報369件の漏えいを新たに確認したと更新した。 [2] [4]

  8. 社外のサービスも含めて追加調査し、社内の連絡に使うメールやSlackなどの情報の漏えいを新たに確認して、影響範囲の最終調査を終えた。 [2]

  9. 総務省が、通信の秘密の保護とサイバーセキュリティの確保の徹底、再発防止策などの実施状況の報告を求める文書による行政指導をした。 [5]

  10. 個人情報保護委員会が、個人情報保護法に基づく行政上の対応(指導)をしたと発表した。 [6]

  11. 総務省が、LINEヤフーの報告書を受け、通信の秘密の保護とサイバーセキュリティの確保に向けた措置を発表した。2度目の行政指導。 [7]

影響

最終の件数は、ユーザー情報が302,980件(日本のユーザーは130,192件)、取引先等が86,211件、従業者等が130,315件。ユーザー情報にはLINEの内部識別子に紐づく利用履歴などが含まれ、通信の秘密に当たる情報が22,239件ある。推計値を含む。口座情報、クレジットカード情報、LINEアプリのトーク内容は含まれない。 [2]

取引先の情報の大半は、メーリングリストにあった社外のメールアドレス86,071件。従業者の情報は氏名、社員番号、メールアドレス、顔写真などで、重複を含むアカウント数。2023年11月27日時点で、情報を使った二次被害は報告されていない。 [1] [2]

経緯

  1. 発生 2023-09-14
  2. 検知 2023-10-17
  3. 公表 2023-11-27
  4. 74日

攻撃・原因の概要

攻撃手法
[マルウェア][不正侵入]
被害の種類
[情報漏洩]
侵入経路
委託先

漏洩した(恐れのある)情報

[氏名][メールアドレス]

関連組織

組織検索で表示

出典

  1. [1][公式発表]不正アクセスによる、情報漏えいに関するお知らせとお詫びLINEヤフー株式会社 · 2023-11-27
  2. [2][公式発表]不正アクセスによる、情報漏えいに関するお知らせとお詫び(2024/2/14更新)LINEヤフー株式会社 · 2024-02-14
  3. [3][報道]LINEヤフーで不正アクセス、約44万件の利用情報などが漏えい 委託先PCがマルウェア感染ITmedia NEWS · 2023-11-27
  4. [4][報道]LINEヤフー委託先への不正アクセス、委託先企業でのマルウェア感染が契機ScanNetSecurity · 2024-01-09 08:05
  5. [5][報道]LINEヤフー委託先への不正アクセス、総務省が行政指導ScanNetSecurity · 2024-03-08 08:05
  6. [6][報道]LINEヤフー委託先への不正アクセス、LINEヤフーに行政指導ScanNetSecurity · 2024-04-05 08:05
  7. [7][報道]LINEヤフー委託先への不正アクセス、報告書を受け 2 度目の行政指導ScanNetSecurity · 2024-04-23 08:05