QST:QST病院の臨床研究システムにランサムウェア、機器の未更新と共通パスワードが原因
量子科学技術研究開発機構(QST)は2024年7月9日、QST病院(千葉市稲毛区)が診療用とは別のネットワークで運用する重粒子線治療の多施設共同臨床研究システム(J-CROS)と放射線治療症例の全国登録システム(JROD)がランサムウェア被害を受けたと発表した。1月11日16時ごろに異常を認識し、17時40分にネットワークを遮断した。攻撃者はネットワーク機器から侵入して複数のサーバーのファイルを暗号化し、匿名化された症例情報(J-CROS約2.5万件、JROD約45万件)が使えなくなった。バックアップがあり事業や診療に支障はない。原因はネットワーク機器のソフトウェアが更新されていなかったことと、複数サーバーの管理者アカウントで同じパスワードを使っていたことなど。システムにはJ-CROS実施機関の担当者24人とJRODの治療担当医師等1,088人の氏名と所属機関も含まれるが、漏洩は確認されていない。
公表日
2024-07-09
関連組織数
1
漏洩件数(恐れを含む)
不明
停止期間
不明
経緯
- 発生・検知 2024-01-11
- 公表 2024-07-09
- 180日
関連組織
[直接被害][中]千葉県 千葉市 稲毛区学術研究,専門・技術サービス業
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
出典
- [1][公式発表]QST病院の独立ネットワークのシステムにおけるランサムウェア被害について量子科学技術研究開発機構 · 2024-07-09