ローレルバンクマシン:AI-OCRサービス「Jijilla」がランサムウェア攻撃を受け、委託先経由で野村総合研究所や広島銀行、慶應義塾大学などのアンケート・成績データ約22万3千帳票が流出した可能性
現金処理機大手のAI-OCRサービスが身代金要求を伴う攻撃を受け、データ入力を再委託された業者を通じて金融機関や大学の帳票データが流出した可能性がある。
公表日
2025-10-16
関連組織数
6
漏洩件数(恐れを含む)
22.3万
223,000
停止期間
不明
何が起きたか
AI-OCRサービス「Jijilla」のサーバーが、身代金要求を伴う不正アクセスを受けた。利用客からサービスが使えないと連絡があり、同社が確認した。サーバー内のファイルが消え、一部サービスが止まった。 [1]
ローレルバンクマシンが不正アクセスと個人情報の漏えいの可能性を公表した。 [1] [2]
慶應義塾大学通信教育部が、委託先が使ったJijillaへの不正アクセスで通信教育課程の情報が流出したと公表した。 [4]
パーソル総合研究所が、受注業務のデータ入力を委託したアスペクトコアのJijilla利用により、取引先から受注した業務のデータが対象になったと公表した。 [5]
フォレンジック調査の結果として、漏えいが懸念されるデータが約22万3千帳票、回答項目で約55万か所に上ると公表した。 [1]
影響
経緯
- 発生・検知 2025-09-25
- 公表 2025-10-16
- 21日
サプライチェーンへの影響
関連組織
- 株式会社野村総合研究所
金融機関のアンケート集計をアスペクトコアへ再委託していた。
[委託先経由][大]東京都 千代田区サービス業(他に分類されないもの)
日本アスペクトコア株式会社データ入力でJijillaを使っていた再委託先。
- ローレルバンクマシン株式会社
Jijillaの提供元。サーバーが身代金要求を伴う攻撃を受けた。
- 株式会社伊予銀行
業務委託先の再委託先がJijillaを使っていた。
- 慶應義塾
通信教育課程の成績台帳の電子化業務のデータが流出した。
- 株式会社広島銀行
2020・2021年度の顧客満足度調査の回答者2人の氏名が流出した。
出典
- [1][公式発表]不正アクセスによる個人情報漏えいに関するご報告とお詫びローレルバンクマシン株式会社 · 2026-01-09
- [2][報道]AI-OCR サービス「Jijilla」サーバに不正アクセス、保管する個人情報の一部が外部に漏えいした可能性ScanNetSecurity · 2025-10-27 08:05
- [3][報道]広島銀行のアンケート回答者の情報が漏えい ~ ローレルバンクマシンの入力補助ツールへの身代金要求を伴う不正アクセスScanNetSecurity · 2025-11-13 08:05
- [4][報道]慶應義塾大学委託先が使用した入力補助ツール Jijilla に不正アクセス、通信教育課程に関する情報が流出ScanNetSecurity · 2025-11-26 08:05
- [5][報道]パーソル総合研究所が受注した業務データも対象 ~ ローレルバンクマシン社の入力補助ツール「Jijilla」への身代金要求を伴う不正アクセスScanNetSecurity · 2025-12-08 08:05
- [6][報道]伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセスScanNetSecurity · 2025-12-08 08:05