使い方
サイバー攻撃や情報漏洩などの事故を、このサイトでは「インシデント」と呼びます。「まずはここから」で調べ方を選ぶか、目次から知りたい項目へ進んでください。操作で迷ったときは「よくある疑問」、分からない言葉は「用語集」で確認できます。
1. まずはここから
使っているサービスの被害を調べる
- 下のリンクから「サービス」を開き、サービス名を入力します。
- 使っているサービスの「選択」にチェックを入れます。
- 上部の「選んだサービス」で、インシデントの件名を押して詳細を確認します。
企業・組織の被害を調べる
- 下のリンクから「企業・組織」を開き、名前や読みを入力します。
- 一覧で組織名を押して、その組織のページを開きます。
- 「インシデント履歴」から、調べたい事案を開きます。
特定のインシデントを探す
- 下のリンクから「インシデント」を開き、会社名やサービス名などを入力します。
- 必要に応じて公表日や攻撃手法で絞り込みます。スマートフォンでは「絞り込み」を開きます。
- 件名を押して詳細を開き、「出典」から元の発表を確認します。
地域別の件数や推移を見る
- 下のリンクから「統計」を開き、「期間」を選びます。
- 地図で都道府県を選びます。スマートフォンではタップしてから「一覧を見る」を押します。
- 開いた一覧から事案を確認します。月別・手法別のグラフは「統計」で見られます。
2. トップページ
- 上部の質問ボタンから、インシデント・サービス・企業・組織・統計・サイトについての各ページへ移動できます。
- 「注目のインシデント」は、運営者が選んだ重要な事案です。影響を受けた組織、最新の出典、詳細へのリンクを表示します。
- 「新着・続報」は、新しく公表された事案(新規)と、公式発表や行政の報告が追加された事案(続報)を日付の新しい順に並べます。同じ日の中では深刻度の高い順です。
- 地図は過去12か月の都道府県別の件数です。都道府県をクリックするとその一覧を開きます。スマートフォンでは、タップで選んでから「一覧を見る」を押します。直近7日間に動きのあった都道府県は点滅します。
- 月別のグラフは過去12か月の公表件数です。「統計を見る」で統計ページを開きます。
3. 検索
- 画面上部の検索を使います。幅の狭い画面では、まず虫眼鏡のボタンを押して開きます。
- 左の選択欄で「インシデント」「サービス」「企業・組織」のどれを探すか選びます。言葉を入力して、Enterキーか「検索」を押します。
- 最初の検索対象は、開いているページに合わせて選ばれます。トップ・使い方・統計・サイトについてでは「インシデント」から始まります。
- スペースで区切った言葉は、すべてを含むものだけが表示されます。
- 企業・組織は読み(ひらがな・カタカナ)、通称、ブランド名、運営しているサービス名でも、サービスは読みと別名でも見つかります。インシデントは件名・概要と、関係する組織名・サービス名で探せます。
4. インシデント検索
- 1行に1件のインシデントを表示します。件名をクリックすると詳細を開きます。
- 公表日、攻撃手法、被害の種類、対応状況、深刻度、漏洩件数で絞り込めます。
- 被害組織の所在地・業種・種別・組織区分・従業員数でも絞り込めます。市区町村を選ぶときは、先に都道府県を選びます。
- 条件を解除するときは「条件をクリア」を押します。
- 列の見出しをクリックすると並び替わり、もう一度クリックすると逆順になります。最初は公表日の新しい順です。
- 50件ずつ表示し、表の上下でページを切り替えます。
- 条件と並び順はページのアドレス(URL)に入ります。アドレスを保存・共有すると、同じ条件で開けます。掲載内容が更新されると、結果は変わることがあります。
- スマートフォンでは、文字の検索以外の条件は「絞り込み」ボタンの中にあり、並び順は選択欄で変えます。
5. インシデントの詳細
- 上部のタグで、対応状況、深刻度、攻撃手法、被害の種類が分かります。タグを押すと、その言葉の意味を説明する用語のページを開きます。
- 詳しく整理した事案では、要約の下に「何が起きたか」などの見出しごとに本文を表示します。文中の [1] などの番号を押すと、その出典に移動します。
- 要約や本文で点線の下線が付いた言葉は用語集の用語です。押すと意味を表示し、そこから用語のページを開けます。下線は各用語の最初の1か所だけに付きます。
- 要約や本文の組織名・ブランド名・サービス名は、それぞれのページへのリンクです。
- 公表日、関連組織数、漏洩件数、停止期間(公表されていなければ「不明」)、経緯(発生・検知・公表・収束の日付)、攻撃・原因の概要、漏洩した(恐れのある)情報を表示します。アカウント数やファイル数など、別に公表された数字にはそれぞれの見出しを付けます。これらは個人情報が漏洩した人数を示すものではありません。
- 「影響を受けたサービス」と「関連組織」には、被害の経路(直接被害・委託先経由・予防的に停止)と影響度を表示します。名前を押すと、その組織やサービスのページを開きます。
- 影響を受けたサービス、関連組織、出典は、多いときは最初の10件だけ表示します。見出しの横か一覧の下の「すべて表示」で全件を、「最初の10件だけ表示」で元に戻せます。
- 影響を受けたサービスや関連組織が複数ある事案では、「サービス検索で表示」「組織検索で表示」でそれぞれの一覧ページに表示できます。
- 委託先を通じて被害が広がった事案では、「サプライチェーンへの影響」の図で、どの委託先からどの組織に及んだかを表示します。
- 「出典」から、公式発表や報道を確認できます。「最終更新」は、掲載内容を最後に変更した日時です。
6. サービス
- サービス検索では、通販・旅行予約・決済などのサービスを名前・読み・別名で探し、運営組織の名前、カテゴリ、対象(個人向け・法人向け)で絞り込めます。
- 「大規模インシデント」で関連組織の多いインシデントを選ぶと、その関連サービスだけを影響の大きい順に表示します。
- 使っているサービスの「選択」にチェックを入れると、上に「選んだサービス」が現れ、それらが被害を受けたインシデントをまとめて表示します。選べるのは50件までです。
- 「選んだサービス」のインシデントは50件ずつ表示します。続きがあるときは、下の「さらに表示」を押し、「読み込み中」の間はお待ちください。件名を押すと詳細を開きます。
- 選択を外すには、チェックを外すか、上部のサービス名の横にある「×」を押します。「すべて外す」で選択をまとめて解除できます。
- 選んだサービスはこのブラウザに保存され、次に開いたときも残ります。別のブラウザや端末には引き継がれません。
- 「選択を共有」を押すと、同じ選択を開くリンクをコピーできます。コピーできない場合は、表示されたリンクを選んでコピーしてください。
- 共有リンクの「この選択を保存」は、このブラウザの選択を置き換えます。元の選択に追加する操作ではありません。保存せず戻るときは「自分の選択に戻る」を押します。
- サービス名を押すと、別名、運営、含まれるサービス、被害を受けたインシデントを確認できます。「選択に追加」でそのサービスを選べます。
- サービスのページで「運営会社のその他の事案」を開くと、運営会社の他のインシデントを表示します。
- 含まれるサービスがあるサービスは、それらの被害もあわせて表示します。
7. 企業・組織
- 組織検索では、名前・読み・通称・ブランド・運営しているサービスで探し、所在地・業種・種別・組織区分・規模で絞り込めます。一覧に出るのは、インシデントに関係した組織だけです。
- 「大規模インシデント」で関連組織の多いインシデントを選ぶと、その関連組織だけを影響の大きい順に表示します。
- 組織のページには、組織概要(通称、ブランド、運営しているサービス、親会社など)、出典付きの主要データ、インシデント履歴を表示します。
8. 統計
- 「期間」で今年・過去12か月・過去3か月・全期間を選ぶか、開始と終了の月を選ぶと、すべての数字・地図・グラフがその期間で集計されます。
- 期間は「公表日」で絞り込みます。攻撃や漏洩が起きた日とは限りません。
- 地図の都道府県にマウスを重ねるとインシデント数と被害組織数を、クリックするとその期間の一覧を表示します。
- スマートフォンでは、都道府県をタップして件数を確認し、「一覧を見る」を押すとその期間のインシデントを開きます。
- 月別のインシデント数と、攻撃手法・原因ごとの件数をグラフで表示します。
- 都道府県は本店所在地で数えるため、複数の都道府県に関わる事案はそれぞれの都道府県で数えます。
9. 深刻度と影響度
- 関連組織ごとに、影響度を軽微・中・大・重大の4段階で付けています。インシデントの深刻度は、原則としてそのうち最も高いものです。
- ただし「大」の事案は、漏洩件数が100万件以上、または直接被害・委託先経由の被害組織が50組織以上のとき「重大」になります。
- 予防的に停止しただけの組織は、被害組織には数えません。
- 基準は「サイトについて」の「深刻度の基準」にあります。
10. その他
- 右上のJA/ENで、日本語と英語を切り替えます。選んだ言語はこのブラウザに保存されます。
- 掲載内容の誤りや追加情報は、「サイトについて」のリンクからお知らせください。
- データの利用条件(CC BY 4.0)と免責事項は「サイトについて」にあります。
- 閲覧・検索、サービスの選択・共有などの利用状況を調べるMicrosoft Clarityについては、「サイトについて」の「アクセス解析」に説明があります。
- 公表日が新しいインシデント50件は、フッターの「Atomフィード」からフィードリーダーで購読できます。
11. よくある疑問
- 検索しても見つからないときは?
- 「条件をクリア」で条件を解除し、名前の一部や読み方でも探してみてください。このサイトは公開情報から選んだ事例を収録しており、すべての被害を網羅しているわけではありません。見つからないことだけで、安全だとは判断できません。
- 選んだサービスが消えたときは?
- 前と同じ機器・ブラウザで開いているか確認してください。選択はブラウザ内に保存されます。保存データを削除した場合や、保存が制限されている場合は残らないことがあります。保存しておいた共有リンクがあれば、その選択を開き直せます。
- 共有リンクを開くと、自分の選択と違うのはなぜ?
- 共有リンクでは、リンクを作った人の選択を表示します。開くだけでは自分の保存済みの選択は変わりません。「自分の選択に戻る」で戻れます。「この選択を保存」を押した場合は、保存済みの選択が置き換わります。
- 地図の件数を足しても、全国の件数と合わないのはなぜ?
- 複数の都道府県に関わる事案を、それぞれの都道府県で数えるためです。地図は組織の本店・本部の所在地を使っており、攻撃が起きた場所そのものを示す地図ではありません。
- 漏洩件数の「不明」は0件という意味?
- いいえ。件数が公表されていないなど、確認できないという意味です。表示される漏洩件数には、流出した恐れのある記録も含みます。記録の件数と人数が同じとは限らない点にも注意してください。
- 保存したURLを開くと、前と結果が違うのはなぜ?
- URLに保存されるのは検索条件や並び順で、過去の結果そのものではありません。事案の追加や続報による更新で、件数や表示内容が変わることがあります。
- 自分の個人情報が漏れたか、このサイトで確認できる?
- 個人のメールアドレスやカード番号から被害を照会する機能はありません。組織やサービス単位の公開情報を掲載しています。該当する事案を開き、「出典」から運営者の公式案内を確認してください。
12. 用語集:言葉の意味を調べる
サイトや事案の説明に出てくる言葉を、身近な表現で説明しています。言葉や読み方を入力するか、分類のボタンで絞り込んでください。選んだ分類はページのアドレスに残るので、そのまま共有できます。各用語の左の線は、その分類のボタンと同じ色です。用語を押すと、その用語のページを開きます。用語によっては、仕組み、予防策、被害にあったときの対応、実際の事例を出典とあわせて載せています。漢字や英字の用語は「読み方」を押すと読み方を表示します。すべてを覚える必要はありません。
五十音順(言葉の読み方の順)に並べています。
100語のうち14語を表示
- アカウント・ID
- サービスを使う人を区別する登録や名前です。IDにはメールアドレスや会員番号などが使われます。
- アクセスキー・APIキー
- プログラムがクラウドやAPIを使うときに、どのアプリや利用者からの要求かを伝える文字列です。キーだけで操作できるものも、別の認証情報と組み合わせて使うものもあります。できることは、そのキーに与えられた権限や制限によって決まり、持ち主のすべての操作ができるわけではありません。盗まれたキーを悪用されると、許可された範囲で、情報の持ち出し、有料サービスの利用、メール送信などをされるおそれがあります。秘密にすべきキーをソースコードや設定ファイルに書いたまま公開してしまうことも、事案のきっかけになります。そのようなキーが漏れた場合は、すぐに使えなくして新しいキーに替える必要があります。
- 暗号化
- 情報を、決まった秘密のルールで意味の分からない文字の並びに変え、対応する秘密の情報(鍵)を持つ人にしか元に戻せないようにすることです。本来は情報を守る技術ですが、他人のファイルを使えなくしてお金を要求する攻撃(ランサムウェア)にも悪用されます。
- SMS
- 電話番号を宛先にして送る短いメッセージです。メールアドレスで送る電子メールとは仕組みが異なります。
- 権限・管理者
- 権限は、どの情報を見たり変更したりできるかという許可です。管理者は、設定の変更など広い権限を持つ利用者です。
- 多要素認証・二要素認証・MFA・2FA
- ログインのときに本人かどうかを、種類の違う2つ以上の手がかりで確かめる仕組みです。ちょうど2種類を使うものを二要素認証(2FA)と呼びます。手がかりには、知っているもの(パスワード、暗証番号)、持っているもの(スマートフォン、ICカード、セキュリティキーと呼ばれる小さな機器)、体の特徴(指紋、顔)の3種類があります。よくある例は、パスワードを入れたあとに、スマートフォンにSMSで届く確認コードや認証アプリに表示される確認コードを入れるもの、スマートフォンに届いた通知で「承認」を押すもの、スマートフォンの指紋や顔、画面ロックで使うパスキーなどです。パスワードが盗まれても、それだけではログインできなくなります。ただし、フィッシングサイトでコードまで入力させ、その場で使う攻撃もあります。パスキーはこうした攻撃にも強い方法です。「二段階認証」は確認を2回に分けることで、パスワードと秘密の質問のように同じ種類の手がかりを2回使う場合は、多要素認証にはなりません。
- 認証情報・パスワード
- サービスに入るときに、本人だと示すための情報です。ふつうはIDとパスワードで、スマートフォンに届く確認用の番号などを組み合わせることもあります。
- バックアップ
- 元の情報が壊れたり失われたりしたときに備えて、別に保存しておく控えです。
- ハッシュ化
- パスワードなどを、決まった計算で別の文字の並びに変えることです。この計算は逆向きにはできないため、元のパスワードには戻せません。盗まれてもそのままは読めないように、サイトはパスワードをこの形で保存します。ただし、よく使われるパスワードを同じ計算にかけて結果を見比べれば、簡単なパスワードは見破られることがあります。
- フォレンジック・デジタル鑑識
- コンピューターやスマートフォン、その中の記録を調べ、何が起きたか、どこまで影響したかを確かめる調査です。事件現場の鑑識のコンピューター版です。
- ログ・アクセス履歴
- いつ、誰が、どんな操作や通信をしたかなどの記録です。事故の原因や影響を調べる手がかりになります。
- ログイン・認証
- ログインは、自分の利用者としてサービスに入る操作です。認証は、その人が本人かを確認する仕組みです。
- ワンタイムパスワード・確認コード
- 一度だけ、または短い時間だけ使える確認用の番号などです。ログインや支払いの確認に使われます。